留学までの道のり 〜 その②「Personal Statement - 志望理由書」

この間の記事で言った通り、今日は私が書いた志望理由書を、ご参考までに載せようかと思います。私のものは、学部生として留学するためのものなので、大学院を目指す方は、こちらの方のブログを参考にされるといいと思います。
僕のPersonal Statement : イギリス留学!! エディンバラ大学大学院生のブログ (2014-2015)

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まず、構成は以下のようになっています。

①自己アピール

②なぜ留学をしたいのか

③何を学びたいのか

④なぜ特定の大学(エディンバラ大学)に行きたいのか

 

 ①では、自分の育った背景・受けた教育で、ちょっと特殊だったり変わったものがあれば書くといいでしょう。私の場合は、小〜高校までホームスクーリングで育ち、大学を1年早く、飛び級して入学したことを書きました。なるべく、他の人とは一風違った、オリジナリティのあることを書くことで、冒頭で審査官の心を掴めるかもしれません。
また、部活や習い事などで、頑張っていたものがあれば、書くといいと思います。
 →何をやっていたのか+なぜそれを頑張ったのか+それを頑張ったことで何を得られたと思うか
あとは、自分が何かにおいて優れていると思うものがあれば、バンバン書いていいと思います。いかに「自分はここで学ぶのがふさわしいです!!」というアピールができるかが重要です。

 ②は、自分が留学したい理由を、なるべく具体的に書くといいでしょう。
私の場合は、「私の考えるグローバル化の定義 → でも、日本は遅れている! → なぜなら教育制度で欠けている点があるから → 欠けているのはリベラルアーツ教育 → 西欧はリベラルアーツの発祥の地だから、本物のリベラルアーツに触れられる → 海外で学んだことを日本に持ち帰って、教育を変えたい → ゆくゆくは、日本と西洋をつなぐ架け橋に...!」という、最後はバカみたいにでかいことを書いて締めました。

 ③は、自分が籍をおいている大学で今何を勉強していて、留学したら何を勉強したいのか、そして帰ってきたら学んだことを生かして何をしたいか、を書くといいでしょう。かなり難しいですが、連想ゲームのように紙に書き出してブレインストーミングをすると、以外と出てくるものです。私の場合は、これを②と絡めて書きました。

 ④は、なぜこの大学を選んだのかを書きます。ここはかなり重要です。その大学を歴史を調べて、そこの有名な卒業生を絡めて書くものいいでしょう。私は「コナン・ドイルとエリック・リデルを尊敬しているので!」ということをアピールしました。また「エディンバラは過去と現在が美しく融合した街。古いものを残しつつ、そこに新しいものをうまく取り入れている。街全体が芸術的、インテレクチュアルで、まさにリベラルアーツが生かされている。エディンバラでは、教育方法を学ぶのではなく、教育内容を学びたい」ということを頑張ってつなげ、文章にしました。

 

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これだと、大学ごとに変えるのは④だけで済みます。①〜③は、文字数調節をすればたぶん志望校全部に使えるでしょう。

ご参考までに。